散歩でつらつら思うに
2009/01/09
正月、私はともかく、食っちゃ寝、食っちゃ寝の生活をしていた夫は、あやしげなお肉が、さらにお腹のあたりについた。
まずいと思ったのか、「散歩にいくぞ」というなり、もう玄関から出ている。
「はいはい」とペットボトルと手袋もって、運動靴はいて、あわてておいかけた。
照り付けるほどの日の光もなく、おだやかな午後。散歩には絶好のコンディション。
宮崎は、冬でも花は咲き、大根、にんじん、葉もの、麦、きんかんや日向夏などのみかん類・・・たくさんの作物が畑をにぎわせている。
でも、一年を通して、まったく使っていない畑や田んぼも、ほんとうに増えた。
田舎なので一軒屋が点在するが、人の住んでいなくなった家の多くなったことよ。
この年末年始、ニュースは家のないひと、職のないひとをひっきりなしに報道していた。
「田舎にくればいいのに」なんて、単純なことでは解決はつかないだろうが、国内の食の安全や食物自給率をあげるために、また国土保全や二酸化炭素排出問題の対策に帰農するのは、選択肢のひとつにはならないのだろうか。そういう支援は、永田町や霞ヶ関では、思いもつかないのだろうか・・・。