「マディソン郡の橋」は究極の生前整理

2020/11/24


ロバート・ジェームズ・ウォーラー原作の「マディソン郡の橋」は人生でたった4日間共にした、ナショナルジオグラフィックに写真を掲載しているカメラマンと農婦の恋愛を描いてます。彼は自分の変わらぬ気持ちを写真に掲載し続け、亡くなったら持ち物は彼女に、遺灰は思い出深いマディソン郡の橋のたもとに撒いてほしいと遺言を残す。彼女も子供たちに思い出を綴り、遺灰は思い出深いマディソン郡の橋のたもとに撒いてほしいと遺言を残す。
映画の主人公はクリント・イーストウッドとメリル・ストリープ、私が本を読んで思い描いていた話の構成や配役とは違っていましたが、歳とるにつれて、若い時わからなかった二人の心のひだの奥が見えてきました。生きている間はしがらみに囚われていても、亡くなったら心に正直に、残された人たちに託した揺らぎない思いは、心底心に沁みました。
そして何度か本を読み返したり、映画を見たりしているうちに
私が思い描く生前整理「自分の未来は自分で決める~自分の生き方死に方は人任せにしない」がここにあると思ったのです。

先週土曜日のお昼MRTラジオ番組に生前整理@みやざきのメンバー池田小百合さんがゲスト出演され、生前整理について坂井淳子アナウンサーとお話をされましたが、その時流していただいたリクエスト曲がこの「マディソン郡の橋」のテーマ『ドウ・アイズ』です。