地区の総会
2008/05/13
大きい会から小さい会まで、進行はいっしょ。
前年度の会計や事業内容の報告があり、今年度の予定を述べる。
そのあと、来賓の挨拶になるが、どうして「おめでとうございます」になるのか、いまだによく分からない。
一年がんばりまして、ここまで来ました。だからおめでとう、かな?
おめでとうといわれて、ごもっともと思うのが、私たちの住む地域の自治総会。
戸数がどんどん減り、もろ少子高齢化地域。
よく存続している。
市の財政難から、補助金はどんどん減らされるので、自治会費は年々値上げ。
スポーツ大会でも何をやるのも、人はいない、金はないで、ちみちみした活気のないものになってくる。
この前の日曜日に行われた総会には、毎度のことながら、市長、県議ふたり、市議ふたりが来賓でおいでになった。
昼も近く、すいたお腹をかかえながら、えんえん続く、これら来賓の人たちの話を聞くのは苦痛だろうけど、私はけっこうおもしろいと思うのだ。
今、市に住む65歳以上は人口の29%をしめる。
去年生まれてきたのは250人、亡くなったのは470人、
とうとう総人口は33000人を切ってしまって、赤字は膨らむ一方。
なんとか経費削減して、納税者をふやそうと、宮崎市のベッドタウンとしてアピールしている。
また、会社工場をひっぱってきて、雇用対策もおこなっていること。
市のありようは、県に反映され、県のありようは、日本のこれからに影響する。
都会に住んでいたら自分のことしか考えられなかっただろうが、田舎に引っ越してきて、いろいろなことを見る目が変わったことだけは、確かだ。