女が仕事をするということ

2007/07/05
第2次大戦中、戦場に赴いた大リーガーの代わりに、女性だけのプロ野球のチームが結成された。そのことを土台にして作られたのが映画『プリティー・リーグ』(邦題はなにをかいわんやだか・・・)
選手として集められた女性たちは野球が上手だけではなく、”見世物”としていいように、マナーやセンス、ファッション感覚も教え込まれる。ユニフォームはミニスカート・・・上司の男の人の思惑に翻弄されるが、腹をたてても物にあたることもなく、つらいことがあっても辛抱強くがまんがまん・・・。
なかでもビッティ・シュラム演ずるママさんプレーヤーはすてき。彼女は手のかかるいたずら小僧の息子を連れ、他のチームメイトに手伝ってもらいながらバスに揺られ、試合を転戦していく。
女性が仕事をしながら子育てをするのは、古今東西ほんとうにたいへん。ぶら下げているもの振り捨てて前につっぱしりたくとも、思うようには出来ないもの。ねこの”継母”しかしたことない私は”母する”は”壮大な偉業”としか思えない。世の働くおかあさんたちは、ほんとがんばるね。
晩年、仲間と再会し、手をとりあって若かりしころの日々を懐かしむラストは、山あり谷ありの人生を生き抜いてきた女のしたたかさと余裕があって、私は好きだなあ。
次の代に”心”が引き継がれているし、何より、愛する人を戦場に送り出しているので、平和のありがたさが身にしみているもんね。
なんかうまく書けなかったのですが、私のまわりにいるがんばるおかあさんのふうちゃんやいちん、うちのスタッフこしゃちょうママ、新潟のみほちゃん、麻恵ちゃんママを思いつつ書きました・・・。