仕事の姿勢
2008/04/14
うちの本業の図面描きの仕事で、ではなく、原稿どおりにデータを作っていくお仕事。
たぶん私なら、飽きちゃってひっくり返っているんじゃないかという、単純だが延々とある作業を、毎日毎日パソコンにむかって、キーボードを打ち続けています。
派遣会社にお願いしたとき、本心はどんな人がくるのだろうかと、不安でした。
こちらの仕事内容を理解してくれるだろうか。
性格の難しい人だったらどうしよう。
ミスの多い人だったらどうしよう。
それは杞憂に終わりました。
彼女たちは、仕事に対する意識が非常に高い。
きっちり仕事内容を理解し、納期まで間違いなく作業を遂行する。
もちろん、無駄口も居眠りもなく。
若くないということもあるでしょうが、どうやったら会社の売上に貢献できるか、会社の利益となるデータを確実に作成できるかまで、真剣になって考えてくれています。
毎日の実績の積み重ねが、自分たちが1日でも長くここにいることができるということで、毎日が真価を問われる真剣勝負なのだということを、きちんと自覚しているからではないでしょうか。
ここに居られて当たり前ではなく、危機感が絶えずある。
つまり"必死さ"が全然違うのです。
おかげさまで、プロ意識の高い人たちと仕事をするようになって、事務所の雰囲気ががらっと変わって、ひきしまりました。
もちろん売上にも、多大な貢献をしてもらっています。
彼女たちは、打ち合わせをし、出来上がった成果物を見せるだけで、自慢も懇願もしませんが、私には痛いほどわかります。
私のしなくてはいけないこと、それは、
少しでも働きやすい環境を作り、客とのやりとりの中間にたって、スムーズに作業が進行できるよう、ネゴすることです。