データのバックアップ

2007/05/09
HDD パソコン作業でなにが怖いって、データがいずこに消え去ってしまうこと。
まだCADがよちよち歩きのころ、夫は丸一日掛けて図面を描いていた。夕方あと一息で終わるというとき、バリバリバリど~ん!と突然雷が落ちた。建物内真っ暗・・・しば~らくして、電灯がぽちぽちとつきだし、パソコンもウイ~ンと動作を開始したが、肝心の図面データは霧散・・・。保存しないで、がりがり描いていたから、こうなってしまったのだ。
この得もいわれぬ虚脱感、息が絶えたらどんなに楽かとまで思ってしまう絶望感・・・ここから気持ちを建て直し、もう一度同じ図面を描くと、不思議なことに3倍時間がかかる。
・・・という失敗を何回か繰り返すうちに、人間は学習する。『定期的にデータを取っておけばいい』
ウインドウズのスタートメニューからアクセサリ→システムツール→バックアップという方法もあるが、うちの会社は、外付けのハードディスク(HDD)をつけた。家電量販店で13000円。320ギガバイト。うちの会社の使用量なら4,5年持つかな。
さとちゃんパパがHDDを、あーでもない、こーでもないと取り付け終えたのが昼前。「よっしゃあ、出来ましたあ」と言ったとたん、私が午前中いっぱいかかって描いていた図面が消えた・・・。
くらっと気を失いかけたが、今はよちよち歩きのCADではない。探せばデータはどっかに隠れているのよ。さとちゃんパパ、探してっ!