司馬遼太郎記念館は”しみ”まで竜馬
2006/11/25
在阪のおばの後ろにくっついて電車の乗り降りをしたので、どうやってたどり着いたのかは不明ですが、確かに表札が出ていました。
野性味あふれるご自宅の庭を通り抜けると、コンクリートと木とガラスで出来た記念館です。
高い天井まで積上げてある蔵書7万冊からの様々な声を、司馬さんは真摯に聞き、文字にして、世に送り出していったんだと思いました。”日本人はなんでこんなにバカになってしまったんだろう”と憂いつつ、21世紀を生きる若者に力強いメッセージも送っています。
蔵書に囲まれた建物の天井の片隅、見上げると”しみ”がまさしく”竜馬”!同行の80歳になる姑(通称あらんだまばーちゃん)も「あらんだまっ!(彼女の驚いたときの口癖)りょうまやが・・・んだぁぁ・・・」と口をあんぐりあけて見ていました。舞い降りてきたのでしょうね。