成年後見人
2009/02/14
認知症が明らかになって、介護の認定がおりるのを待っている隣家のおじとおば。
彼らにはこどもがいないので、施設に入れるのも、病院の支払いも、なにかと不都合がでてくる。
おじの妹が姑あらんだまばーちゃんであり、その妹たちもぞろりとそろっている。けど、さまざまな手続きはおてあげ。おばの兄弟は寝たきりの姉がひとり残っているだけ。これまた問題外。
そこで、はたと思い当たったのが、成年後見人。
実は、去年夏まで、私たち夫婦は、おいの後見人を勤めていた。彼が5歳のときから成人するまで、家庭裁判所に通うこと15年間!最後の煩雑な書類を書き上げ、「ばんざ~い!もうこれで家裁に来ることは二度とないねっ」と内心ほくほくし、調査員のひとには「永い間のおつとめ、ご苦労さまでした」と言われ、洋々としてあとにしたのに・・・
隣家の一族郎党集まったとき、おじおばの成年後見人の話をしたら、「そんげな難しいことはでけん。あんたやりない」「・・・・・・」
おととい、また家庭裁判所に行って、手続きの話を聞いてきました。
今度は2人分。ひとり分もたいへんだったのに・・・「また、がんばってくださいね」と担当のひとに、にこにこしながら言われました・・・。