江田神社

2007/09/23
江田神社 神事のとき、必ず耳にする「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原の・・・」がここ。
シーガイヤのすぐそば、市民の森の一角に鎮座している。
祭られているのは、イザナギノミコトとイザナミノミコト。そう、日本の国生みをしたご夫婦の神様。
この神社が作られたのはとても古い。10世紀の初期に完成した文献、延喜式に載っている。
社横から 猫に連れられ この社裏手の小道を行くとみそぎ神社、その先にみそぎ池がある。
イザナギノミコトが亡くなった愛する妻イザナミノミコトを追って黄泉の国にいき、おどろおどろしい妻を目にして仰天!命からがら帰って、穢れをはらったというところだ。
左目を洗うとアマテラスオオミカミ(太陽の神)、右目を洗うとツクヨミノミコト(夜の神)、鼻を洗うとスサノオノミコト(海の神)、が生まれた。
ということは、この古事記のスーパースター3人、じゃなくて3神様は、おとうさんから生まれた?宮崎県宮崎市出身?地上で生まれ高千穂に行って天駆けた?
・・・まあ、そういうごちゃごちゃしたことは横に置いておいて、この神社、華美なところが少しもなく、素朴なたたずまいが心ひかれる。
みそぎ神社 たいして大きくないみそぎ池の周りをあるきはじめたら、どぼんどぼんと、ひっきりなしに飛び込む音がする。ずいぶんたくさん鯉か鮒がいるんだなと思ったら、・・・亀・・・。
みそぎ池 なんかへんなのが来たと、次々にダイビングしていた。
亀は万年というから神代の昔から・・・いやいやまだ8年ぐらいのばっかりでした・・・。