鹿野田神社 2007/09/16 うちの地域の氏神様らしい。らしいというのは、私たちは班には入っていても、農家ではないので、氏子にはなっていないのだ。 かのだじんしゃ。みんなそう呼ぶ。じんじゃ、と濁らない。 祭られているのは、ヒコホホデミノミコト、通称山幸彦。ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの三男。 ここには不思議な井戸がある。日向灘から10キロも離れているのに、水は塩辛く、水面の動きが、潮の満ち引きと同じなのだ。太古の昔からそうだったという。 太古の昔と違うのは、この水1升1000円也。 農業従事者の高齢化や空白化で、氏子がどんどん抜け、維持費もままならないようで、あちこちガタがきている。 宮崎にはりっぱな神社がたくさんあるが、ローカルなのは、だんだんこうなっていくのね。