今年もたけのこ掘り

2010/05/05
今年もたけのこ掘り.jpg我が家から高屋温泉に通じる山道は、誰も手入れをする人がいないので、今や惨憺たるありさまになっている。
引っ越してきた15年前は、まだ秩序正しく、きのこの栽培やら、折れた竹の始末やら、してあったのに・・・。
当時、隣家の地所である奥まった山の斜面に、くぬぎの苗を植えた。
20年たったら切って、シイタケ栽培をするんだという”壮大な夢”を描いて。
この連休、夫と倒れた木々をかき分けかき分け、植えたであろうところに行きついたら、シイタケ栽培どころか、竹に席巻され、ほとんど成長していない。
でも、そこらあたりの空気は、竹藪に浄化され、実においしい。
深く深く深呼吸。
あたりを見回すと、あちこちに、たけのこ、とりつくした竹の皮の残骸。
だれだ?人の土地に入って取っているのは。
1mほど地面から出ているたけのこは固いというが、キックして倒し、くわで根元と先端を切り落とし、皮をむくと、十分食するに耐える。
写真は、手足全部使って、たけのこと格闘している隣家のおば。
最近は”原材料”は姑あらんだまばーちゃんやおばたちのところに持っていき、製品をちょみっとだけもらうことにしている。