はなむけ
2008/02/03
母親があっという間に天国に旅立ち、彼は5歳にして天涯孤独になった。
今日まで、たくさんの人たちに、君は育ててもらってきた。
ほんとうに、この15年、長かった。
これからは、がっぷり、人生四つに組んで、まっとうに、生きていきなさい。
失敗を恐れるな。
人様に迷惑をかけるな。
ありがとうの気持ちを忘れるな。
天国でお母さんやじーちゃんがいつも見ているよ。
君にとって”宮崎”は、室生犀星の『小景異情』のふるさとではなく、五木ひろしの唄『ふるさと』のふるさとだ。
つらくなったら、いつでも帰っておいで・・・。