ちゃかちゃか動けなくなった自分を楽しむ
2013/01/10
こどものころは、あんなにゆったり時間が流れていたのに、なんでしょ、過ぎゆく時の早さは。
それに反比例するかのように、行動に年々時間がかかるようになってきた。
「どっこいしょ」だの「あいたたた」だの掛け声は増えたな。
ど忘れもある。
「何しにここにきたんだっけ」と考え、思い浮かばないと、もとのところに戻ったり。
昔、あんなにぱきぱき動いていた祖母や母や叔母たちが、蓄音器のねじが緩んできたようになってきた姿が、今のわが身と重なる。
でも、いいじゃないの。
そんな自分をいつくしみ、毎日を楽しめば。
半世紀もかけて、ここまで来たんだものね。
今年も、またどんなわくわくすることが起こるのかしら。
みなさまにとって、福に包まれた巳年でありますよう、お祈りいたします。