宮崎でシャガールにお目にかかる

2008/12/19

20世紀絵画の流れ.jpg

東京は、あちこち美術館があっていいよね。いつでもどこでも、いいものが見にいけるもんね。

と宮崎でひねくれていたら、なんと、74作家86点もの”ほんもの”の絵や作品が、宮崎県立美術館に来たじゃありませんか。

『パリ ニューヨーク 20世紀絵画の流れ』と題した展示会。

オキーフ、マティス、シャガール、ピカソ、ウォーホル、ムンク、セザンヌ、コローなどなど、よくぞおいでくださいました、といいたくなるほど、勢ぞろいしていました。

なかでも、愛くるしい羊とカップルが定番のシャガールと、ご自分のお顔の造作ぐらい大胆なお花の絵のオキーフは、圧巻!

その日の美術館は、なぜか、小さい子供たちがちょろちょろしていて、とてもピカソやムンクを見にきた、という雰囲気ではないのです。

その子達が行くほうにつられて行ったら、小学校から高校までのお習字が張り出されていました。

どれもこれも見事なできばえで、日本の文化も、まだまだ大丈夫かな。

名画と子供のお習字、おもしろいコンビネーションの宮崎県立美術館の一日でした。