サムシング・グレート
2008/12/09
サムシング・グレート
すなわち、偉大なる何か、すなわち、人間を越えた大きな存在と、筑波大学の村上和雄先生がおっしゃるものを、この一つ瀬ダムを見下ろしている、観音さまに感じるのは、私だけだろうか。
西米良に向かって走る一ツ瀬川沿いの道に、背を向けて建っている観音さま(かな)
初めて正面から、お顔を拝見した。
このダムを建設するにあたり、尊い命をささげた方たち、水のなかに沈んだふるさとを慰霊するために、昭和39年に建立されたという。
ありがちなお顔ではない。なんと威厳にみちた、そして慈愛深い、りゅうとしたお姿だろう。
視線の先にある、ダム湖にカメラを向けたら、突然シャッターが動かなくなった。
あれ~電池も十分だし、買って間もないし、なんでなんで・・・
とあちこち触っていたら、正常にもどった。
写ってはいけないものが、被写体になろうとしたのだろうか・・・