心の羅針盤
2007/07/01
富士山は小さいときは東京文京区の自宅からも、幼稚園から大学の窓からはいつでも、当たり前に西にあった。それが知らず知らずのうちに、私の羅針盤になっていた。
宮崎に引っ越してきて、富士山を無意識に探している自分に気がついた。そしてもう見えないのだと理解したときから、私は”心の迷路”に深く入り込んでしまった・・・。
『私が宮崎に来たのは正しい選択だったのか?』・・・この問いに対する答えを出すまで、何年も何年もかかった・・・。そしてその答えを見つけたとき、富士山は”心の羅針盤”になった。
久しぶりの富士山との再会。夕方で、うっすらしか見えなかったが、「お~、久しぶりだな。元気そうじゃないか。わたしはいつでもここから見守っているよ。」と言っていた・・・。