洗顔

2006/12/12
DSCF0757.jpg 小さいとき、祖母とお風呂に入ると「お顔は”しゃぼん”でごしごし洗いなさい」母と入って手抜きでもしようものなら、頭つかまれ、石鹸を塗りこんだ手ぬぐいでごしごしやられる。顔はそうやって洗うものと刷り込まれ、何十年もタオルでごしごしごしごし。
ところが、それはダメ!お顔はよーく石鹸を泡立て、泡で洗うのよ、皮膚を傷つけないように、やさしくやさしく・・と世の中変わっていた。仕方がない。今までやってきたことは、記憶の中で無かったことにして、石鹸にこだわり、”おくら”の入っていたネットに石鹸を入れて泡立て、やさしくやさしく洗う。
なんかちょっと違ってきたかな、とニマっとしていた矢先、テレビに映った佐伯チズ女史「洗顔は絶対やってはいけませんっ!!」60歳をはるかに超え、あのお肌の持ち主が言うのだから説得力は抜群なんだけど・・・。
歯の磨き方も、体操のやり方も、食事の取り方も、昔がっちりと教わった方法が、いつの間にやら”それは違う”と切り捨てられていることがなんと多いことか。
おばさんは「今さら何よ」と聞かなかったことにして、今朝もお気に入りの石鹸で洗顔してきました。