誇れる市長

2007/04/23
故伊藤長崎市長の棺を乗せた車が、長崎市内を回る映像がニュースで流れていたが、どこも手を合わせる人の群れでいっぱいだった。
長崎市長にしても、広島市長にしても、通常の地方自治体の長(おさ)という役割のほかに、『平和問題』は否応なくついてくる。パン国連事務総長まで公の場で哀悼の意を表したことから見ても、ただの市長ではなかったということが、今さらながら解った。
核兵器廃絶が机上の空論になっているのは否めないが、誰かが声を上げ続けていかないと、子供の代、孫の代に、また恐ろしいことが、何の罪もない普通の人たちに降りかかってくる。
モンスターののど元を刺し続けた”小さな針”に、新長崎市長 田上氏もなれるか・・・。