「風の男」と「韋駄天夫人」の物語
2009/12/21
なんでまた宮崎ですることになったのかは、わからない。
でも、テレビドラマにもなった、彼らの”一本貫いた”生き方に、興味を持った人も多かろう。
一緒に行った姑あらんだまばーちゃんは、書をみて
「字がうまいよね」
次郎氏は日本語は上手じゃなかった、という話だけど、書くと話すは別物なのだろうか。
名家だけに、古い時代の陶器や漆器がたくさん並べてある。
ものは何百年たとうと、変わりがない。
でも、人に対しての歳月は残酷。
花嫁衣装を賛美したばーちゃんは、晩年正子さんのしゃべっている映像を一瞥し、踵をかえした。
デジタルな時間に振り回されている私の毎日に違和感を持ち続けているから、白洲夫妻の流儀に惹かれるのだろうか。
もっと歳とったら、こんな和める書斎と、一年中作物が作れる畑を両手に、夫と晴耕雨読の生活を・・・やれないことは・・・ない・・・かな・・・