研修生たち

2009/08/27
若い頃の私は、ほんとうに”使えない”従業員だった。
お茶くみは、極め付きまずいお茶しか入れられないし、
コピーをとらせれば、曲がっていたり、機械を動かなくしたり、
書類をとじさせれば、ページは抜けているし、
買い物にでれば、自分の買い物に夢中になって、肝心の買ってくるものを忘れるし・・・
考えれば赤面の至りばかりで、当時の上司や同僚には、このブログで、心からお詫びをしたい。
経営者になった今、そんな従業員は”不要”だと思っているので、年に2、3回引き受ける企業研修生は、びしばし鍛える。
過去の私が、「反面教師」だもんね。
研修生を受け入れて気がついたのは、
座り仕事に慣れていない人は、終日パソコンや書類に向かっているのは、結構つらいらしい。
工場勤務で、人とほとんど話すことがなかった人は、電話のかけ方や名刺交換がわからない。
パソコンに慣れていない人は、データがどこに格納されているか、理解できないらしい。
こんな人が入社したら、その会社はラッキーだよね、という人には、なかなか就職が決まらない。
あなたの希望職種は絶対むいていない、というのに、気がついていないのもいた。
宮崎は、景気の回復とはほど遠く、まだまだ就職が難しいらしい。
事務員1人募集に、40人から50人殺到し、書類選考をへて、面接までたどりつくのも容易なことではない、と聞く。
うちにくる研修生たちが、希望にかなった仕事場をみつけられるよう、その会社に貢献できるよう、この社会に貢献できるよう、未来の日本を担えるよう、あらんだまおばさんは、気合をいれて、今日もがんっ!と言うのよ!