「遺品整理士」合格
2013/09/17
洋服、日用品、寝具、家具、電気製品から、思い出がたくさんつまっているであろう飾ってある品々まで、人ひとりが亡くなると、驚くほどの量が処分される。
それだけではなく、込み入った法的な手続きも発生する。
現代は、核家族化したことで、亡くなった方の片付けに来られることもままならない身内が増えたと、どこかで読んだ。
「そうか、大好きな片付けで、お手伝いできることあるかもしれない」と思ったのが、そもそも養成講座を受けてみようかな、と思ったきっかけ。
だから、
一般廃棄物収集運搬許可や産業廃棄物収集運搬許可や古物商許可のあるところと、協力体制を整える必要があることも、知らなかった。
特殊清掃があることも、知らなかった。
遺品を供養して差し上げられる神社やお寺を探しておかなくてはいけないことも、知らなかった。
保険のこと、車や家の処分のこと、銀行のことなど、いろいろなことを聞かれる受け皿にならなくてはいけないことも、知らなかった。
受かってはみたものの、親戚の家を片付けるのと違って、きちんと見積もりとって、お支払いしていただく「仕事」なのだ。
A4用紙10ページに及ぶレポートを書きながら気がついた、「この仕事は相手の心に寄り添うのが大切」を基軸に、歩み始めようか・・・。