歌で食べていく
2008/12/15
高校時代は、井上陽水、吉田拓郎、小室等、みなみこうせつらが大御所で、かれらの音楽に、はまった者たちは、部活や文化祭で、熱狂的に歌い弾いていた。
でも、進学校だったからか、受験を過ぎたら、その道に進んだのはただひとり。
彼もあれから30年以上年月がたった今は、普通のサラリーマンらしい。
・・・なんてこと思い浮かべながら聞いていたのが、先日、ジュエリー八木の加藤さんからお招きをうけた「クリスマスパーティー」で演奏した、『生粋』というデュオ。
こんな近い距離で、若者の熱い歌を聞いたのは久しぶりだったので、昔の気分にタイムスリップしたのだろう。
何曲かのなかに、親御さんに感謝をこめて、という歌があった。
私の同世代の友人ふたりは、歌手志願の息子を持っている。
どちらもいまだメジャーになれず。でも暖かく我が子の歌う姿を見守っている。
母心とはそういうものか、と他人事に思っていたが、このふたりが一生懸命歌っている姿を見ていたら、なんかとても応援したくなった。
先の見えない道を歩いているのは、みんな一緒だものね・・・