懐かしい曲

2007/02/04
DSCF0797.jpg 家に帰ってテレビをつけて夕飯の支度を始めた。なべがことことたてる音や水の音にまじって、なんとなく聞き覚えのある曲が流れてきた。手を止めてテレビに近寄ってみると、映画の中からだった。
『小説家をみつけたら』ガス・ヴァン・サント監督ショーン・コネリー主演。文学の才能を秘めたスラムで育った黒人少年が、隠遁生活を送る伝説的作家に出会い、小説を介して二人は新たな人生を踏み出していくという私好みの映画だ。
BGMは木琴かビブラフォン。C→F→C→G7→Cの単純なコード進行だが・・・とても懐かしい・・・この曲・・・それは・・・それは・・・
小学校のとき、音楽のほしの先生が力を入れて私たちに演奏を教え込んだ曲・・・木琴、鉄琴、笛、アルトの笛、ウッドスティック、ティンパニー、太鼓、皆それぞれ楽器を担当し、必死になって練習した曲・・・ぴったり演奏が決まったときの皆のうれしそうな顔・・・文京区の小学校の演奏会で大きな拍手をもらった曲・・・
何十年もたって、こんなところで出会えるなんて!!
映画の最後のタイトルロールで曲名を探したが、わからなかった。でもいつか小学校のクラス会があったら、言ってみよう。皆あの曲覚えてる?