武将の美学~羽田空港の美術館
2012/09/30
でもじっくり文章を練るなら、ブログです。
さて、1週間ほど横浜に行っていました。
今度は、ふらふらあちこち”さるく”時間もなく、ずーっと客先で缶詰。
ホテルとの往復のなかで楽しみは、食べることと割り切っていたけど、外食ばかりだと飽きてきますね。
大好きな美術館巡りは今回あきらめていましたが、
思ったより早く着いた羽田空港を”さるい”ていたら、美術館を見つけました。
「羽田空港第2旅客ターミナル3階 ディスカバリーミュージアム」
展示してあったのは、武将が実に付けていた装飾品の数々。
見ていて思いだしたのは、歴史をひも解くと、日本の男性はおしゃれだったんだなあ、ということ。
いまは、せいぜいネクタイに凝るぐらいしか、男性が身に付けるものに色彩は見えませんが、
日本人の微に入り際に入りの美学が、さりげなく身につけているものを芸術品に変えてきた、ということ。
こんなすばらしい工芸品の技術を持っている国、どこにあるでしょう。
自信をなくしている日本。
ものづくりという基本を忘れている日本。
誇りをどこかにおいてきてしまった日本。
ささやかな美術館ですが、いろいろなことを考えさせられた時間でした。