女傑は語る
2009/06/26
今年は都城。バスをしたてて、宮崎からは28名が参加した。
新人がなかなか入らないので、いつもだいたい決まったメンバーが顔を揃えて「あ~ら、久しぶり!元気?」てなことになる。年とったけど・・・。
昨年度の事業報告・会計報告、今年度の事業計画・予算報告は、滞りなくすすみ、メインイベントは記念講演。
たいていは、"女傑”がお呼ばれされ、今までの人生をしみじみ語る。
鉄砲玉のような亭主(どこもそうだけど)に苦労し、子供をりっぱに育て上げ、家業をきりもりし、親戚従業員家族を束ね・・・私なんか、足元にも及ばないような方々ばかりだけど、共通して言えるのは、底抜けに明るい。
そのくせ、矢や石が飛んできたら、自分が守るものの盾となる気迫に溢れている。
それと、セレンディピティ(何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能)が備わっているように思う。
そして、卓越した行動力。
今回は、鹿児島県国分にある虎屋本舗の専務取締役 林麗子さん
御歳82歳とはとうてい思えないお姿を、お花の刺繍だろうか、をあしらった、あでやかな赤のスーツに包んで、1時間半ほど、戦時中のこと、経営のこと、若いときからさまざまな重責を担って活躍されたことなど、りんと張りのあるお声で、よどみなくお話をされた。
「ひとりではグチ、10人では声、百人で力、千人万人の偉大な力を発揮すれば、国を動かし、経済を動かすことができるのですっ!!」
それ、永田町でごちゃごちゃやってるおじさま方に、言っていただきたいよ・・・