宮崎県は口蹄疫で非常事態宣言 

2010/05/19
5月9日に地区の総会があって、出席した県議の「口蹄疫で処分した牛や豚が、8000頭あまり」の発言に、みな仰天!
それから10日たつかたたないかで、殺処分対象の牛・豚・ヤギは、なんと11万頭!を超え、
さらに、ものすごい勢いで増え続けている。
だから処分の家畜を葬るところも、ままならないらしい。
そして、とうとう昨日、東国原知事は、非常事態宣言を出した。
さとちゃんパパが娘を動物園に連れて行こうと思っていたのに、当分休園。
県民スポーツ祭りも国際照葉樹林綾サミットも、延期。
延岡で開かれる予定だった陸上の記録会「ゴールデンゲームズ」は中止。
高校総体も中止を検討。
連休中に夫と行った都農ワイナリーも、今は閑散としている。
影響が、あちこち出始めている。
隣家のおばが入っている介護施設の近くは、牛舎が軒を連ねているが、あたりの道路は消毒薬で真っ白。
私の通勤路のあちこちには、消毒ポイントが設けられ、車の消毒をしている。
なのに、防ぐ手立てもなく、野火のように広がり続ける口蹄疫。
絶望に突き落とされた畜産農家の皆さんの気持ちは、察するに余りある。
私にできることといったら、寄付ぐらいしかない。
宮崎県の畜産は、これからどうなっちゃうんだろう・・・。