ちゃちゅちょ

2007/09/11
おまけ 夜中に突然目が覚め、どうしても寝られなくなった。
しかたなくテレビをつけたら、NHKで『わくわく授業-私の教え方』という番組で、昭和女子大学付属昭和小学校1年生の国語の授業をやっていた。
国語専科の北野純子先生は、拗音(小さい「や、ゆ、よ」がつく音)の読み書き、発音を、先生手作りの小道具を黒板に貼って、丁寧に、しかし徹底的に教えていく。
不思議なことに、子供たちは、教室にカメラがはいっているにもかかわらず、先生が繰り出す「おもしろいこと」に集中している。
「おもちや」と「おもちゃ」の違い、「しゅっぱつ」の書き方、大人になったら当たり前になっている表記と発音の一致が、子供たちにとっては難しい。
一通り説明したら、先生はマンツーマンで、根気強く、にこにこして教えていく。
北野先生の板書の字が、小学校1年のときの担任、まえだきょうこ先生に似ていた。私たちもこうやって教えていただいたのだろうか・・・。
子供たちのきらきらしている表情が愛くるしく、眠れなくてテレビをつけたことも忘れて見入ってしまった。
宮崎弁は拗音を頻繁に使う。
「いうちょっちゃわ~」
「じゃがじゃが」
「ありゃせんが」等々・・・
めいが、ケータイメールで宮崎弁を使うと「ちゃちゅちょ」がよく出てきて、やっかいだと言っていたっけ。
ケータイはまだまし。パソコンはローマ字変換だから、宮崎弁の発音を表記するのって、とってもたいへんなのっ!