日向路
2007/08/12
船をおりたとたん、空気を吸ったらのどまで焼きつくのではないかという暑さ。乗り換えたバスは、土ぼこりの舞い上げ、ときどき右手に日向灘を見つつ、ごとごと南下した。
道の脇にへばりつくように、ぽつんぽつんと建っている家。「なんてとこ、来ちゃったんだろう・・・」
東京から離れること20時間余り、驚嘆すべき海の青さと、とてつもなく田舎な風景に、時間が止まっているのではないかという錯覚を覚えた。
先日、早朝日向に仕事で出かけた。車の窓を開け、びゅんびゅんとばすと、暑いけど、顔に当たる風が気持ちがいい。時間が躍動している感じ。相変わらず暑いし、なんにもないところはなんにもないが、ステキなレストランや温泉もできた。
宮崎のエネルギッシュな胎動が聞こえる・・・。