野島神社
2008/05/11
それに沿った道は、大雨でよく通行止めになる。
それを避けるために山を掘ってつくられた長い長いトンネルを抜けると、内海あたりにつく。
さらに車を走らせると、イセエビが食べられる食堂が点在する。
そのひとつ「星倉」のまん前に野島神社はある。
面に立つ石碑には「浦島太郎をまつる」とある。
浦島太郎ってあの浦島太郎?
なんでここが浦島太郎?
丹波のあたりの人なんじゃないの?
と大雨のなか、考えてもずぶぬれになるだけなので、社殿にすすむ。
と、右にみごとな、というより、おどろおどろしい感のする、アコウの木が空間を覆っている。
ちんまりしたお社で拝むより、この樹齢300年のアコウの木に、思わず手をあわせてしまった。
祀られているのは、シオツツノカミ、サルタヒコ、ウハツツオノカミ、ナカツツオノカミ、ソコツツオノカミと、海の神様がたが勢ぞろいしている。
この野島神社は、かつて白鬚大明神といったそうだ。
アコウは大綱をひねって束ねたような、不思議な木で、
幹からしょんしょん出ている根が、まるで仙人の鬚のように見える。
だから、ただならぬ霊気がただよった雰囲気がするのかな。
怖がりの私、早々に帰ってきました・・・。