小戸神社

2007/12/02
小戸神社 大淀川淵にある小戸(おど)神社は、夫が子供のころ、遊び場のテリトリーだった。
境内で相撲をとったとか、虫取りあみでセミをとったとか、友だちと”とりもち”を使って賽銭箱から賽銭をとったとか(この罰当たりがっ!)
ボーイスカウトの支部がここにあって、お泊りの集会はわくわくしたとか
時間を忘れて遊んでいて、かあちゃんの「ご飯よ」の声に、うわあ、たいへんだあ、遅くなったと転げるようにして家に帰ったら、すでに食卓についているとうちゃんの機嫌が悪くなっていて、ご飯がのどを通らなかった、なんて境内を散歩しながら、懐かしそうに話してくれる。
賽銭箱 5世紀ごろの景行天皇の勅命で創建された、たいへん古く由緒ある神社である。
主祭神はイザナギノミコト、つまりアマテラスオオミカミとスサノオノミコトの親神さま。
子供たちの遊ぶさまを、おもしろそうに見守ってくださっていたのだろうか。
写真を撮りにいったときは、清々しい秋晴れの日で、境内の砂利がきれいに文様が描かれていた。
今は参拝者も見かけず静かだけど、あと1ヶ月もしたら、お正月。にぎわうんだろうなあ・・・。