アメリカが来る
2008/06/17
あらんだま一族の中で「アメリカが来る」と言うと、姑あらんだまばーちゃんの、アメリカにいる妹一家の誰かが来ることを意味する。
今回は一番下の息子ひでた夫婦が2人の子供とやってきた。
あちらは、学校がもう夏休みだそうだ。
「2人の結婚前にアメリカに私たちが遊びに行ったのは何年前?」と聞いたら
「16年!」
それ以来だから、写真で見ていた赤ちゃんは、180センチもあろうかという青年に育つわな。
9月から中学生!ですって!
今夜は10歳の妹と、写真のジャパニーズハウスに泊まることを、とてもとても楽しみにしていた。
物好きにも、彼らは鉄道で旅行をしている。
フラットな土地のオハイオ州とは大違いの、山も海も、同時に車窓から見える景色に見せられているそうだ。
だから、宮崎入りも空港ではなく、宮崎駅。
迎えに行った親戚一同、「ひさしぶり~」とか「はろー」とか「げんきい~」とか、わいわいやっていたら、
見知らぬよっぱらいのおじちゃんが、奥さんのれあちゃんの太い腕に吸い寄せられるようにやってきて、両手でむんずと掴んだ。
「きゃあ~っ!」(この叫び声は日米共通らしい)
なんだなんだ、このおっちゃんは?
いったいどこから出てきたの?
なんで、れあちゃんの腕をつかんでいるのよ?(触ってみたい気持ちはわかるが)
と、蜂の巣つついたような大騒ぎになったらしい。
夫のひでたに、そのときどうしたのって聞いたら
「Nothing・・・」