熱中症とダイエット

2007/08/23
中学生になるというとき、部屋を作ってもらった。ベッドはロフトの作りで、いたく気に入っていたのだが、夏になってわかったのが、暑くて寝てられないということ。
当時はクーラーなんて気の利いたものはない。あっても扇風機がせいぜい。
祖母が座敷に寝ていたので、寝るときだけ、そっちに行っていい?と聞いたら、私はそのベッドで寝たいから、交代しようと言う。
夜、私の部屋を覗いてみたら、戸も窓も締め切って、布団をかけて祖母は寝ていた!
翌朝、「暑くないの?」と聞いたら、「ぜんぜん」と、さらりと言われた。
先日、隣家に行ってみたら、仰天するような暑~い、締め切った部屋のなかで、83歳になるおじが横になっている。
・・・息してるよね、と顔を近づけてみたら、すやすや、汗もかかずに寝ていた。
こりゃいかんと、クーラーをつけたが、祖母にしても、おじにしても、年取ると気温がわかりにくくなるらしい。
剣道部.jpg 高校時代の夏休み、部活で、防具をつけ、締め切った体育館で、竹刀を振り回していた。
水を飲むと疲れると言うので、終わるまで飲ましてもらえない。今から思えば、よくまあ、あんなあつくるしいもんつけて、暴れていたことよ。”根性、根性、ど根性!”
けっこう体格がよかったので、「ダイエットだ!」と、汗でぐじゅぐじゅになった面とコテをつけて、懸命にがまんしていた。
・・・でも、ダイエット効果は全然ありませんでした。
部活終わったら、ラーメン、菓子パン、コーラ1リットル、ソフトクリームを学校帰りに食べ、家に帰ってどんぶりご飯2杯!熱中症で倒れるわけないか・・・。