向田邦子さんに刺激され
2020/04/06
若いころ向田邦子さんの本が大好きだった。人間観察もさることながら、思わず、くすりと笑ってしまう表現は、同時期好きだった(今でも好きだけど)サザエさんの作者長谷川町子さんにも通じていて、このふたりの作品に浸っているときは、つらいことも忘れて、実に幸せな気分になれる。
ご本人はいたく謙遜するであろうが、向田さんは料理の名人でもある。料理好きが高じて、小料理屋までもった。
実は最近1円で!「向田邦子の手料理」という本を手に入れた。久しぶりに目にする向田さんの料理と食器。
小学校から高校まで家庭科は10段階で4を頂戴していたけど、24歳でご飯の炊き方も知らず結婚したけど、宮崎に越してきてからは、我が畑で作った野菜を加工する楽しさに目覚め、近所のおばちゃん友達の料理の指導もあって、着実に料理の腕をあげた。(と自分では思っている)
そこにこの本や食に関するエッセイ集がやってきた。仕事をしながら、今日の夕飯はなににしようと、わくわく考えている毎日である。