私たち夫婦が入るお墓をつくりました
2019/12/05
夫の実家のお墓には、骨壺がめいっぱい入っています。それが理由ではありませんが、次男の夫は散骨なり考えていたようなふしがあります。
夫の今の母は、40歳の時後妻できました。来てから自分の養父母のお墓を自分が育った地に建て、「私が死んだらここに入れてね」と言っていたのですが、まわりはあまり真面目に聞いていなかった。
たまたま建てた場所が寺の敷地の隅にあったので、お参りしやすいところに移転をし、そのついでに墓石も刻みなおす、という話になり、ようやく先日完成しました。母は公言しました。「私が死んだらこのお墓に入れてね」そして
「あんたたちも一緒に入りなさい。みんなで入ったら楽しいよ」と。期せずして私たちも入るお墓ができた次第です。
お墓の掃除はたいへんです。夏場は蚊はでるし雑草は生えるし水は腐るし。お金はかかりましたが、掃除に手間のかからない状態に石屋さんにしていただきました。
あるはずの母の養父母の骨壺はありませんでした。よく考えたら亡くなったのは戦後のあたり。まだ田舎は土葬でしたから。
たぶん私が墓じまいの手続きをして、みんなと一緒になるのでしょう。