『お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」中村文昭氏の講演を聞く
2010/10/04
高校時代は、”がんたれ”で名を馳せ、卒業後上京し、土方のアルバイトをしていたとき、人生の師匠と会い、”どしょんこしょん”なかった青年が目覚めて行く話を、落語調で語る。
会場には、小林西高校の生徒たちが、くいいるように聞いていた。
その日の午前中は、西都商業高校と妻高校の3年生に、講演をしたそうだ。
「夢がないからと言って、卑下するな。今目の前にいる人を喜ばせることをこつこつしていったら、いつの間にか、役割を世の中から与えられる」
「人と比べて幸せなふりをするために、金を使うな。いくら使うかではなく、何のために使うかが大切」
「繰り返しの毎日ではなく、積み上げて行く毎日にする」
「何のために仕事をしているかがわかったとき、人は輝く」
「社長は誰でもなれる。必要なのは、人間力」
これらの言葉は、高校生の心に火をつけただろう。
私の心に火をつけたのは、
農業従事者の75%が70歳以上の高齢者。10年後の日本、彼らが引退したら、食べるもの全部輸入に頼らないといけなくなるのか。
だから今ひきこもりやニートと言われる子たちと、「耕せにっぽん!」を、北海道の大地でやっている。
という農業プロジェクト。
うちのまわりの荒廃した田畑と、職安であふれかえっている、自信をなくした目をした人たち。
なんとか、結びつけられないものだろうか・・・