悪質商法から高齢者を守る
2009/11/21
と、隣家のおばから見せてもらった額入りの”家系図”
ひいじいちゃんあたりまでは合っているけど、それよりさかのぼると・・・なんで天皇家の末裔の血が流れていることになってるのよ。
まあ、本人は無邪気に喜んでいるから、いいけど。
「このふとんに寝るといい夢をみるげな」と、仏壇の後ろに隠していたへそくりで、ウン十万円のふとんを買った隣家のおじ。
いい夢見たのも2,3年。今いる施設には持っていけなかった。
「古い冷蔵庫を持っていってあげるから、一番いい冷蔵庫が、なんと!60万で買えるよ」
「これ飲むと、痛いところがなくなって、元気になるよ」
「これつけると、電気代水道代ガス代が安くなるよ」
田舎の年寄りの家に来る怪しい輩の、なんと多いことか!
今年の地区の婦人部の研修旅行は、『悪質商法から高齢者を守る』という講演を聞きに行くことになった。
場所は宮崎市内のNHKの隣にある宮崎県消費生活センター。
お話はビデオ鑑賞も含め1時間。
講師は宮崎弁でリアルに語るので、悪徳業者が、お年寄りの不安をあおり、安心させ、そのあと絶望のどん底に突き落とす過程が、ひしひしと伝わってくる。
高齢者の3つの不安-健康、孤独、お金-につけこんでくるのを、どうやって防ぐか。
一番はこういう講習会を聞いて、知識を得ておくこと。
それから、まわりが普段から声をかけたり、相談にのったり、お話したりする。
そして、もしひっかかったら、消費生活センター(0985-25-0999)に相談する。
不景気になってきたら、ますますこの手の"商売"増えてきたそうだ。
年寄りだますなんて、喝だ喝っ!!