千切り大根は働く主婦の友
2008/03/14
との~んびり口調の電話がかかってきた。
そりゃいるにきまっています。
「夜取りに寄るっ!」がしゃ!(電話切る音)
おばの畑は、冬大根でいっぱいになる。
それを千切りの機械にかけて、ソーラパネルのようにわさわさ並べて、風をあてる。
青く澄み切った空に映えるそのさまは、大きなキャンバスに見える。
天候の具合で、千切り大根の出来がかわる。
雨が多いか少ないか、寒さが厳しいかそうでないか、農家の人たちは、自然相手だから、ほんとうにたいへんだと思う。
いただいた千切り大根は、ビニール二袋にびっちり!
真っ白で、太陽の光をいっぱいに浴びた、おいしい匂いがしている。
夫婦二人では食べきれないので、一緒にしゃかりきに仕事しているみなさんにおすそ分け。
料理上手のちあきさんは、さっそく腕をふるって、豚肉とにんじんをいれたお煮物。
酢の物もよし、サラダもよし、味噌汁にもよし。
乾物の千切り大根は、帰宅して急いで夕飯を作らなくてはいけない働く主婦にとって、仲良くしていたいお友だちです。