筥崎宮
2007/10/28
本殿正面は、まるでお寺の山門のようなどっしりとした構え。囲む塀の中をのぞくと、大名のお屋敷のようだ。
正式名称は筥崎八幡宮だから、ご祭神はもちろん応神天皇。それから母君の神功皇后、となぜかタマヨリヒメ。海が近いからかな。
楼門に掲げてある『敵国降伏』の勇ましい文言が書かれた額は、蒙古襲来この地で防いだからかと思ったら、平安中期にすでに醍醐天皇が下賜されたげな。200年ぐらいタイムラグがあるけど・・・。
初めて行ったものだから、あちこち物珍しそうに見ていたら、『湧出石』という石が、地面からちょこっと出ている。この石に触れると運が湧き出る、うんぬんと書いてあったので、身体をふたつに折って、柵をこえ、えいやっと右手で石に触った。ちょっと足りないかもと、今度は左手でもべっとり触った。わき腹がつった・・・。
その横に『お潮井』という真砂がおいてある。身に振り掛けると災いから逃れられるというので、これもぱっぱとおもいっきり振りかけ、お持ち帰り用に少しいただいた。
お賽銭もはずんだし、これだけすれば、この1年、ばっちり運はもらったねっ!