九州国立博物館はおもしろい!

2007/10/24
博物館に連れて行くエスカレーター 女優の黒木瞳さんが九州国立博物館にわあ~っと走ってくるコマーシャルを見て、こりゃいかにゃ!とずーっと思っていた。
場所は大宰府天満宮の裏、というか横というか。
巨大なトンネルが山ひとつ抜けていて、歩かずとも、しばらくエスカレーターに乗っていたら、着いた。
九州国立博物館 目の前に現れた青く輝く、巨大な曲線の建物!うおお~と口をあんぐりあけて(たぶん)見回した。
山をぺらっと削って建てたのでしょうね。黒木瞳はどこを走ったんだろ・・・。
『本願寺展-親鸞と仏教伝来の道』と題した特別展、『The Bayon-迫真のアンコール遺跡 尊顔とバイヨン寺院展』ではシンポジウムが開催されていたが、4階の文化交流展示室は『海の道、アジアの路』、ここが一番おもしろかった。
広範囲にとらえたアジアなので、シルクロードをはるかに越え、中東の国々まで視野に入っている。
古代からの長い歴史の中で、他国と交流することで、互いの文化が成長してきたのだ。
今、あやしくなっているイランもミャンマーも朝鮮半島も、交易でみな切磋琢磨してきた。
時間だけはたくさんあった時代に作られた、手間隙・心のこもった工芸品は、どの国のもすばらしいの一言につきる。
でも、こんなにゆっくり見られるのは、ひとりで来たから。
夫と来ると、半分も見ないうちに「のどが渇いた」
えっ?「腹も減ってきた」
えっ!「足が痛くなってきた」
えっ!!「帰ろうよお~」
それから先は、母親と”5歳児”との会話となるので、以下省略・・・。