彼岸花と学芸会

2007/09/29
白い彼岸花 宮崎は、まだまだ昼間は真夏の太陽が照り付けているが、植物は季節を忘れないんだなと、つくづく思う。
あちこちの道端で見かけるようになった彼岸花。赤や白、中には黄色みがかったのもある。
文字通り”お彼岸の花”だから、墓参りにいくと、彼岸花が生けてあるのが目に付く。
しかし舅は、彼岸花を仏壇や墓に供えるのを嫌った。理由はよくわからない。あの世に行ったらぎょっさんの彼岸花に迎えられるからと思ったのか・・・。だから、あらんだま一族の仏さん関係に彼岸花はない。
赤い彼岸花 小学校高学年のころ、学芸会で、劇をやることになった。
題名も内容も覚えていないが、舞台の上で演ずるには、一番遠いところにいるはずの、いしかわじゅんくんを、担任のまえだきょうこ先生が主役級に選び、彼が、なぜか赤い彼岸花を食べ、おなかをこわすというシーンがあった。
どきどきものの本番の日、彼は見事に演じきった!
なんで私が選ばれないという不満はふっとび、人は見かけによらないことを思い知り、まえだ先生の眼力に感服した瞬間だった。