投票箱
2007/08/04
「一番は初めてだねえ」「やったねえ」「がんばったもんねえ」「朝ごはん食べないで来た甲斐あったねえ」「よかったねえ」と選挙に当選したような話をしていたら、係りの人が「すみません、お手伝いしていただけませんか」と言う。
私は一番グループの最後にいたのだが、皆に押し出されて「なんでしょう?」
投票用紙を入れる箱を開けて、確認する証人になってくださいとのことだった。へ~こんなことするんだと、いつの間にやら、一番グループ皆で覗き込んだ。
田舎暮らしが始まって驚いたのは、選挙となると、その力の入れようが、都会とは比較にならないほど大きい。おばさん連中は手弁当で、おじさん連中は足で回って、自分の応援する、というより、地区から出る立候補者を全力で応援する。それは市議でも県議でも国会議員でも同じ。自分たちの住んでいるところを少しでもよくしてもらう”確実なパイプ”を送り出すため必死なのだ。
宮日新聞に、参議院選の新議員一人あたり約4億8千万円がかかるとあった!(ちなみに県議選では一人あたり1175万円)
このお金、みんな税金。議員さんにかかるお金、これもみんな税金。
自分で稼いだ金じゃないから、”領収書もまいっか、帳簿もてきとー”は、宮崎県民の選んだ31歳の外山さん、お願いだからやめて。当選したときの初心を忘れず、滅私奉公でがんばってちょうだいねっ!