キャンプ初日の紅白戦と夏休み明けの全科目テスト
2012/02/16
元中日ドラゴンズ監督 落合博満著『采配』
野球に興味は、ほとんどなく、だから、誰がどのチームなんていうことも、ほとんど知らないけど、
落合さんが、常勝チームを率いる監督だったことぐらいは、知っている。
印象としては、あまり周りにふりまわされない人だな、と。
ひかれた言葉は、多々あった。
「あの場面で最善と思える決断をした ということだけである」
「身内からも嫌われるのが、監督という仕事」
「プロとは自分で育つ人」
「どうやって才能を育て、伸ばすか」
「今日という日に全力をつくせ」
「絶対的な自信を持っている人間などいない」
「できる・できない、両方わかるリーダーになれ」・・・
仕事内容や規模は違っても、人を率いていく者、共鳴しあうところは同じということだわ。
中学3年間、夏休み40日間、ひとつも宿題がでなかった。
「9月2日、2学期始業式の次の日は、全科目のテストが朝からありますから」と知らされるだけ。
これは実に恐ろしかった。
今から思えば、自分で計画をたて、力点をどこにおくか精査し、毎日こつこつ、自助努力をしていく、最高の訓練だと思う。
(さっぱりできなかったけど)
中日ドラゴンズのキャンプ初日の紅白戦、中学のときの夏休みと同じだ。
オフを、どう使ったか。ただのパフォーマンスではなく。
今の私、毎日全科目テストのような気がする・・・