牛島神社
2011/07/19
と、向島牛島神社の本殿横で、父が話しだした。
「ここでみごとに、大の字にひっくりかえった」
ひえ~
「その時、このみこさんに助けてもらった」
とお札やら売っているところにいた、若いかわいいみこさんに、父は頭を下げた。
「だから、お前もお礼に、”撫で牛”のお札買ってやれ」
なんだ、そうきたか
「それは、お義母さんに持って行ってやれ」
えっ!これ以上姑あらんだまばーちゃんが元気になったら、どうしましょ。
本所向島界隈は、江戸時代から伝わる神社仏閣が点在する。
この牛島神社は、そのひとつ。
まるで、鬼平犯科帳に出てくるような雰囲気がある。
”撫で牛”というのは、境内にどんっ!とおかれた、牛の象。
体の悪い部分と同じところを撫でると、治るというありがたい牛だ。
ぎっくり腰が再発しませんようにと、まず牛の腰(とはどのあたりかよくわからなかったけど)を撫で、おつむが少しでもよくなりますようにと、頭を撫でた。
神殿右手には、スカイツリーがそびえている。
御祭神の荒ぶる男スサノウノミコトは、見下ろされてどう思われているのか・・・