宇納間地蔵尊
2011/02/28
なぜなら、昨日北郷の宇納間(うなま)地蔵尊にお参りしてきたから。
毎年元旦に地区に神主さんに来てもらい、お払いしてもらうのだが、喪中でお断りした。
だから、いつもいただく、台所の神さまが、ない。
いつもあるものがないと、ものすごく不安。料理の腕も鈍るような気もするし。
そこで考えたのが、うなまさまのお札。
ちょうど新聞に、宇納間さまの大祭の記事がのっていた。
宇納間地蔵尊は火伏せ地蔵とも呼ばれ、昔江戸市中に大火が発生し藩邸もまさに類焼の危機に瀕した時、当時の延岡藩主の祈誓に応えて、鎮火させたといわれている。
だから台所の守り本尊なのだ。
10号線を北上し、門川から西に入っていく。覚悟していた山道なのに、くねっていなくて、とても運転しやすい。うなまさまのために、道路をよくしたのだろうか。
よか車が対向車線を走ってくる。
火の神さまのお札なので、飲食業の人が参拝するそうだ。儲かってるね。
到着!
村中総出で、おもてなし、の感があるにぎわいを楽しみながら歩いていくと、山門に。
そこから10段ぐらい階段を登ればお寺につくはず(とおもった)が甘かった。
後で聞けば、365段!あるそうだ。(誰も教えてくれなかった!)
息はあがり、されど足は上がらず、途中で、「だれか~っ!私をおぶって~!」(とは言わなかったが)
速川神社も、行きつくまでの道のりが修行のごとくつらいが、階段のほうがもっときつい。
こうまでして得たお札に守られた我が家の台所、シェフあらんだまの腕もあがるといいけど・・・