就活をしている君へ

2010/06/21
あなたのおかあさんから、なかなか面接まで行きつけない、ってメールもらいました。
大学4年生にとって、就活は当然ですが、受け入れる側としては、とても考えるところです。
入社させてからの育てる時間、お金、エネルギー、どれをとっても、企業の財産を費やすことになりますから。
企業は、社会に貢献し、黒字で存続していくことが、第一義。
ですから、なるべく手間暇かけなくていいような、優秀な人材がほしい。
今君は”やりたい仕事”で選んでいると思うけど、”やりたい仕事”が一生の仕事になるって、あんまりないんじゃないかな。
22歳~23歳では、まだ自分の隠れた才能に、気が付いていないのよ。
その原石状態の才能を、引っ張り出して磨いてもらえるところ、もらえる人とめぐりあえると、いいよね。
ちなみに、うちの会社にきてくれた人は、社会人として回り道して、けっこう苦労してきている。
だから、仕事内容は初めてでも、うちの会社のよさを、客観的にみてもらえる。
でも、入ったからには、私がなにがなんでも、埋もれた才能(設備設計)を引っ張り出すの!
ひとの才能って無限だよ。歳も性別も関係ない。
やる気!これにつきます。
ひっぱりだすのは、人によって、それぞれ方法が違う。
むかし、ピアノを100人ぐらいの生徒に教えていた、あらんだまおばさんの腕の見せ所かな。
がんばると、”やりがい”が生まれ、その人が輝く。
自信がつくと、パートナーシップが築ける。
それがうちの「黒字で存続」の基本要件だと思う。
そして企業理念の「みんなでよくなる」に通じるの。
「就活のまえに」という本は、新卒を受け入れる場合、企業としての心構えが知りたくて買いました。君も読んでみたら。
公募していなくとも、君を必要としている会社はあるよ。
健闘を祈るっ!