介護福祉士の講習会にて

2010/03/12
経営とはこうするんだ、とか、売上を増やすためにはこうやらんといかん、という経営者のための講習会は、頭の先端に角をつけて突進せんと、というとんがらかった気持ちで、会場をあとにする。
先日、縁あって聞きに行った、介護福祉士の講習会。
恥ずかしながら、そちらの方面の資格がどうなっているのか、さっぱりわからない。
ただ、この一年、隣家のおじおばの介護のことで奔走し、重要なお仕事を担っていることだけは、十分に承知している。
高齢化社会になったからこそ増えた認知症は、平成27年には、250万人を推定するという。
なのに、それを含め、高齢者や障害者の介護の仕事に携わる人の現状は、厳しい。
やりがいのある仕事の反面、忙しさやお給料の安さで、離職率の高い職業のひとつに挙げられる。
10時から6時間の講習会は、4人の施設長さんと、元介護に携わった今雑誌編集をしているかたの、時には涙がこみあげ言葉がとぎれる熱いお話で、長丁場であることも忘れた。
忘れられない言葉は
「介護の職場は3K。感動、感謝、共感のできる職場」
終わった後、私の気持ちにちょっとだけ、火が付いた・・・。