我が家の冷汁

2009/08/28
昔は、夏の農作業の合間に、さぶさぶっとかき込んで食べる、なんのへんてつもなかった冷汁が、今や宮崎名物となり、定食だと1000円ちかくする、”ごちそう”になってしまった。
うちは、煮干の頭をとって細かく手で砕き、すり鉢でごりごり。
次に白ゴマをいれて、またごりごり。
つぎに味噌を入れて、こねこね。
・・・冷汁味噌のできあがり。
食べる分だけすり鉢に残して、とーふを入れて、またこねこね。
まざったあたりで、お湯を入れてのばしていく。
中に浮かすのは、たまねぎ、きゅうり、しそっぱ、ねぎ。いずれもみじんにして、まぜまぜしたらできあがり。
いつも目分量なので、味が濃かったら水を足す、薄かったら味噌を足す、で調整。
それに、なすのぬかづけ、めざし、わかめの酢の物でもあれば、店屋の定食もびっくりのごちそうになる。
夏ばてで食欲不振なんて無縁の、我が家の食卓です。
冷汁味噌をつくる.jpg
冷汁の完成.jpg