今日はいい夫婦の日

2007/11/22
今日一緒に過ごせないあなたへお花の写真のプレゼント! 姑あらんだまばーちゃんは、40歳のとき、あらんだま家に嫁に来た。
東京で優雅な独身生活を20年近く送っていたところ、幼馴染から「あんた、老後ひとりじゃ寂しいよ、宮崎に帰って見合いしなさい」と言われ、対面した相手が4人の子持ちの50男。
学校の先生と聞いていたのに、角刈りで体格がよく、厳つい顔立ちだったので、大工さんかと思ったというのが、彼女の第一印象だった。
初めて相手の家に訪問するとき、土産を銀座の三越で買っていった。
夫となる人にはネクタイ、成人している長男にはネクタイピン。長女と次女には花柄の刺繍のついたブラウス。そして剣道に明け暮れている中学生の次男には万年筆(この中学生、すぐに万年筆をなくした!ホント穂がない!!)
結婚したとたん、夫は単身赴任、子供たちは好き勝手やっていてばらんばらん。夫のところにしばらく行って帰ると次男がぶーたれる、しばらくして夫のところに行くと、なんか知らん機嫌が悪い。がっこの先生の給料は安いし、ま~えれこつやった(大変だった)、と聞かせてくれる彼女の顔はいつも笑っている。
結婚生活は25年。舅が無くなる少し前の結婚記念日、「あんたと一緒になれて幸せだった。(嫁に)きてくれてありがとう」と舅は彼女の手を握っていったそうだ。
謹厳居士で難しい性格の夫を、彼女はいつも笑顔とパワーで支えて、夫の不足している部分を陰でおぎなっていた。夫はそれを十分知って、いつも感謝していた・・・。
今日、11月22日は『いい夫婦の日』
仲良く、きちんと話のキャッチボールができて、お互い尊敬し合える夫婦でありたいと思っている。