日赤秘蔵名品展

2009/04/27
日赤秘蔵名品展.jpg日本赤十字社、といったら、真っ先に"献血”が思い浮かぶ。(最近ご無沙汰ですが)
その日赤と美術作品とどういう関係なの?という疑問には、赤十字の理念と活動に共感していただいた画家や篤志家のかたに寄贈していただいた作品、という答えが、会場の「ご挨拶」のなかに書いてあった。
東郷青児や東山魁夷、小磯良平、梅原龍三郎、藤田嗣治といった、そうそうたる日本の巨匠の絵画が所蔵されている。
宮崎には、なかなか名画が来てくれないので、わくわくしながら、さっそく行きました。
病院やそれに関連した絵が中心かと思いきや、偏ったテーマではない。
オーソドックスな絵画や焼き物が、嗅ぎなれた宮崎県立美術館の匂いのなかで、こちらを見ている。
目と心は、いつもそのときの気分にあったもののところにひかれるのだが、
今回は、ヒロ・ヤマガタの「獣医さん」
純真な幼稚園の子供が描くような、楽しい色合いの前で足が止まった。
細かく描き込まれた町の絵には、小さいストーリーが満載しているかのよう。
でも肝心な「獣医さん」は・・・見当たらなかったのだけど・・・
さて、ブログを書くか、とパンフレットを取り出してみたら、この展示会、実は昨日まででした。
2週間ぐらいしか、やっていなかったのね。