ちまたに溢れる宮崎情報
2007/06/19
お客、友人、知り合い、誰と会っても「宮崎、すごいね」と言われる。
テレビをつければ、おいしいもの食べから、議会の様子まで、一日1回は宮崎のことをやっている。地元は民放2局しかないから知らないのよね。
初めて会った人でも「宮崎から来た」というだけで、話が盛り上がる。そんなこと今までなかった。
外に出て初めて分かる宮崎県。
通訳ガイド試験に去年受かった同級生が、2年前「ねね、宮崎ってどこにあるの?」と聞いた。ガイドは語学が達者なだけではだめ。日本の歴史や地理の試験もある。そのときは「受けるの、およしっ!」とアドバイスした。
今は誰もが知ってる宮崎県。
東国原知事を個人的に応援したいのと、何かあったら「やっぱりね」と足を引っ張りたい心理との相乗効果が、マスコミが飽きもせず取り上げる理由かな。
露出度が高いのは怖い面もたくさんあるが、知らしめなければ物も金も動かない。結局は時代の流れを見極めるものに利益や幸せをもたらす。
六本木にできた東京ミッドタウン・ガレリアにあるくだものやさん。サントリー美術館に寄った後覗いてみたら、店頭ひときわ目立つところに、宮崎のマンゴー2個21000円。西武線椎名町の商店街で見たマンゴー、大きさ同じでひとつ370円。
マンゴーや地鶏がもてはやされるとは裏腹に、宮崎の建設業の倒産や廃業が急増していると新聞にでていた。宮崎の光と影だ・・・。